ご挨拶

この度は、私共の会社をご紹介させていただく機会を頂き、心よりお礼申し上げます。

JRS国際株式会社は、香港にて、2000年に会社を設立いたしました。ほぼ同時期に中国上海でも業務を開始し、中国内での可能性を感じ、その数年後、上海久静保建築装飾設計有限会社を立ち上げ、現在に至っています。

主な業務内容は、建築内装工事業務、設備工事業務、プロジェクト監理業務（PM業務）及び、その内装業務のアフターサービスを行っています。

内装工事につきましては、飲食を扱うお店やレストランのお客様が主となっています。その他、別荘、住宅、物販店、スーパーマーケット、百貨店、事務所、工場等の内装工事も施工させて頂いています。

お客様比率は、日系企業８０％、その他の２０％は、フランス、イタリア、香港、シンガポール、マレーシア、中国等のお客様からもご依頼をいただき、業務を行っています。

私共が特に力を入れている業務としまして、

1. きめ細かな詳細施工図作成技術（上海事務所で製作）
2. 完全分離発注方式による自社スタッフや自前職人による現場の安価で短期間な施工及び管理
3. 工事着工から完成まで、設備工事や家具工事はもちろん広告看板や厨房機器に至るまで、すべての作業を一括して請け負わせていただき、お客様には本業に専念していただくことを心がけています。
4. 工事完成後のメンテナンスに重点を置き、上海市内や広州市内から遠く離れた場所でも、修理、修繕、定期検査等が可能な組織を構築しています。

特に現場の施工管理につきましては、その業務のほとんどを他社の下請けに出すことなく自社スタッフや自前の職人でその業務を進めています。目的は、安価で品質の高い内装工事を行うためです。中国にて、完全分離発注方式を採用し、長年の実績を積み上げ、ほぼ確立させて参りました。中国国内のどの地域でも同じような、きめ細かく、品質の高いサービスが可能となりました。

しかしながら、弊社の会社規模が非常に小さいため、少数精鋭部隊といえば聞こえは良いのですが、こなせる仕事には限りがあります。従いまして、やみくもにお客様の数を広げることなく、限られたお客様のみのお抱え内装会社として、またお客様の子会社のような気持ちで、お客様と末永くお付き合いをさせていただければと思っています。

会社社是としまして、２０１６年度より「－図南鵬翼－」という言葉を掲げさせて頂いています。

私どもが考えるその内容は、２０１２年度の尖閣諸島問題を発端に、日中関係が悪化の一途をたどっている現状を垣間見、その影響で、多くの日系企業の皆様が東南アジアや中国以外の都市に業務をシフトしている現実の中、今一度中国に目を向け、中国を見限ることなく、これまで中国で長年経験を積ませていただいたお礼の意味も込めて、ここ中国にとどまり、この地に根を張った会社を目指し、中国内どこでも業務ができる日系企業として、今後も邁進してゆくことを決意しました。

「住み慣れた故郷や、働き慣れた場所を遠く離れてでも、広大な中国という国土の中で、どのような地方の都市に於いても、ＪＲＳという日系内装会社が活躍しているという存在感を残せるよう、大きな目標を挙げ、社員一丸となってその目標を達成させる」という思いでこの言葉をあげさせていただきました。

また、新規事業への挑戦といたしまして、2019年春に新会社を設立いたしました。
・DORA INTERNATIONAL ENTERPRISE LIMITED（金龍國際企業有限公司/香港）（貿易業、グリーンアクアリウム販売及びメンテナンス業務）
・苏州静富龙贸易有限公司（中国太倉）（建築材料等の貿易業、グリーンアクアリウム製作業務）

今後とも、中国に進出される日系企業の皆様のパートナーとなれますよう、誠心誠意ご協力をさせて頂くつもりですので、何卒よろしくお願いいたします。